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もうすぐ山の日!

映像を通して日本が誇る自然の中を登ってみよう

日本のシンボルとも言える富士山。日本一の高さを誇り、その圧倒的に素晴らしい姿で人々を魅了するが、国内には富士山の他にもたくさんの山が存在する。山岳地帯は国土の実に7割強を占めており、山梨県、静岡県、長野県、岐阜県、富山県の本州中央部を中心に広がる。

山は、自然を信仰の対象とする神道と深い繋がりがあり、日本人は古くから文化の一部として山に親しんできた。中でも神聖で日本三霊山として知られるのは、静岡県と山梨県の間に位置する富士山(3,776メートル)、富山県の立山(3,015メートル)、そして岐阜県と石川県の境にある白山 (2,702メートル) だ。関西では、和歌山県のほぼ全域に渡る熊野古道が有名だ。世界遺産にも指定されているこの古道には、真言宗の中心である高野山がある。

日本の人々は、古来から続く山岳信仰の為だけでなく、近年では単にアウトドアを楽しむ目的で山登りをする。政府は、2014年に山の日という祝日を設けることを決定し、2016年8月11日から毎年祝され、人々が自然により親しむきっかけとなっている。

蒸し暑い夏を涼しく過ごそうと山を訪れる人は近年増加傾向にある。山登りが苦手な人も、この夏は映画を通して是非山歩きのバーチャル体験をしてみてほしい。国内の有名な山が舞台となる3作をご紹介しよう。

1.劔岳 点の記, 2009

木村大作の監督デビュー作である本作は、実話を元にした新田次郎の同名小説をベースに描かれた作品。1907年、地図作成の為、富山県飛騨山脈の劔岳(2,999メートル)に挑む遠征を追う。登山家の中では、劔岳は死亡事故が多発する日本一危険な山として知られている。

著名な撮影技師である木村監督が捉える過酷な自然とそれに挑む者たちの信念、そして目眩がしそうなパノラマや朝日の色の美しさに終始感動することだろう。

キャスト:浅野忠信、香川照之、松田龍平
監督:木村大作

2.春を背負って, 2014

木村大作2本目の監督作品は、笹本稜平原作の小説を日本三霊山のひとつ、立山を舞台に撮った作品。「劔岳 点の記」と同様、富山県で撮影された。東京に住む亨は父親の死後、家族が経営する山小屋を継ぐ為富山県に帰郷する。

キャストが実際に山に登り自然に挑む体験を映像に捉えた本作は、山の中での生活と愛する人の命を奪った自然を受け入れる勇気を描く。

キャスト:松山ケンイチ、蒼井優、豊川悦司
監督:木村大作

3.岳-ガク-, 2011

石塚真一原作漫画「岳 みんなの山」をアクションアドベンチャー映画として実写化した本作。国内で最も有名な山の1つ、穂高岳(3,190メートル)を舞台に、長野県の飛騨山脈で活動する山岳救助隊を追う。

親友を含むたくさんの人の死を目の当たりにしながらも、前向きに救助活動を続けるボランティアの三歩とその姿に驚く新人の久美。2人を通し、山の美しさと過酷さを描く。

キャスト:小栗旬、長澤まさみ、佐々木蔵之介
監督:片山修

パノラマやズームで魅せる、雪や森の景色が目の保養となるこれらの3作。アウトドア派でない人でも、つい行ってみたいと思ってしまうほど美しい風景を堪能してほしい。

文:スザンヌ・バガン

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