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儚き美しさ:桜の絶景を見せてくれる日本の映画4選

一時停止して素晴らしい春の風景を記憶に刻んでおこう

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桜は日本人にとって単に美しいだけではない。日本の文化おいて何千年も前から馴染みのある桜は、春の到来、命の始まり、新しい希望の誕生を意味する。咲いてからたったの2週間で散ってしまうこの花は、人生の刹那を象徴している。このように、桜は命の大切さと危うさを我々に再認識させてくれるものなのだ。

これからご紹介する4本の映画は、あらゆるテーマを持っているが、すべてが桜の可憐さ、その短いけれど魅力的な命、そして文化的な意味合いを背景として描かれている。映画の舞台は4つとも異なる地域で展開されるが、実際訪れて桜の魔法を確かめてみるのもいいかもしれない。

1.夕凪の街 桜の国(広島県

被爆した広島を描く映画としては最も人気があり、力強いメッセージを持つ作品のひとつだ。2007年に映画化された本作の原作は、その美しさと反戦のメッセージが国際的に広く評価されている、こうの史代が2004年に発表した漫画だ。米軍による1945年の広島への原爆投下を生き延びた人々の胸が張り裂けるような体験と、その子孫たちの現代に続く人生を追う。太平洋戦争直後と現代を行ったり来たりする中で、実話に基づいた愛や喪失などのテーマを掘り下げていく。

胸が締め付けられるようなシーンが多くある反面、素晴らしい春の桜が希望と平和のシンボルとして映画に登場する。映画を通じて、広島平和記念資料館、広島平和記念公園、街を流れる太田川など、広島で最も美しくて重要なスポットを訪れることができる。

キャスト:麻生久美子、田中麗奈 監督:佐々部清

2.花のあと(山形県

Requests for international licensing:
bv@visual.bandai.co.jp (until Mar. 31, 2018),
bnarts@bnarts.jp (from Apr. 1, 2018).

 

江戸時代の禁断の愛を描いた藤沢周平の人気小説を原作とした本作品。組頭の娘で優れた剣士でもある寺井以登が花見の際に、同じく剣士である江口孫四郎と出会う。後日、勝負のために再会する2人の間には見過ごすことのできない恋心が芽生える。だが、孫四郎が属する一族は以登の一族より地位が低いだけでなく、以登には片岡才助という許婚がいる。その後、孫四郎が自死したことを知った以登は、その理由を懸命に探る。本物の恋が、儚く散る桜と同じように散ってしまうこの映画は、見る者すべての心を打ち、記憶に残る。映画で度々登場する山形県の鶴岡公園の風景は見逃せない。

キャスト:北川景子、宮尾俊太郎 監督:中西健二

3.君の膵臓をたべたい(京都府)

題名からは想像つかないかもしれないが、このロマンチックドラマは、泣かずにはいられないシーンももちろんのこと、ここで紹介する4本の映画の中で一番明るい作品かもしれない。冴えない主人公の「僕」が思いを寄せている山内桜良は膵臓の病気で余命わずかだ。桜良は自分の名前の元となった花と同様、美しくて脆いのだが、他人には自分の弱いところを見せず、明るく振舞っている。彼女の気丈さに惚れた「僕」は、彼女が亡くなった後も、その事実を受け入れるのに苦労する。映画の後半はその12年後。過去の傷から立ち直り切れていない「僕」が、桜良と通った母校に教員として勤めている。桜が咲き乱れる光景を通じて、命の儚さが描かれているのだが、一番印象的なシーンの舞台となる京都市に実在する伏見であい橋は、春の桜を見るのに絶好の場所だ。

キャスト:浜辺美波、北村匠海、小栗旬、北川景子 監督:月川翔

4.陽光桜(愛媛県)

高橋玄氏が脚本と監督を手掛けた本作品は、元教師の高岡正明が教え子を戦争に送り出した自責の念から、世界中すべての戦争をなくすことを誓い、形にするために余生を費やす実話に基づく。舞台は愛媛県の山間部にある田舎町。高岡は平和のメッセージを世界に送り出すため、そしてあらゆる気候の戦地で亡くなった生徒たちの鎮魂のため、どんな条件下でも育つ新種の桜を開発しようと決意する。その新しい桜が平和の象徴になることを願って。絵に描いたような田舎の景色、鮮やかな色、見る人を虜にするストーリーからなる「陽光桜」は、強い決意、希望、そして心の平穏とは何かを捉えている。息をのむほど美しい桜以外で一番の見どころは、好きにならずにはいられない主人公のキャラクターだ。おそらくこの映画を見終わった時に残るのは、高岡への強い尊敬と愛媛県を訪れる欲求だろう。

キャスト:的場浩司、宮本真希、風祭ゆき、長谷直美 監督:高橋玄

 

日本で桜の花が意味することは、単に綺麗なだけではないことがこの4本の映画からはっきりとお分かりだろう。それぞれストーリーが違っても、桜の持つ愛、命、死、そして再生の意味合いがはっきりと描かれている。桜をモチーフとしたこれらの映画を通じて、日本人の持つ生命に対する想いがふと感じられるかもしれない。

Edited By GPlusMedia

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