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Jシネマ スポットライト:人気急上昇中!中川大志と高良健吾

今日本で成功している2人の若手俳優について知っておきたいことのすべて

渡辺謙、真田広之、竹野内豊らベテラン男性俳優の活躍に続き、日本の若手中堅俳優たちは映画とTVの両方で活躍している。将来日本のエンターテイメント業界を牽引していく彼らは、理想の恋人像に近いルックス、他の俳優陣との共演で見せる確かな演技力、そしてその飾らない性格で、若い女性ファンの人気を勝ち取ってきた。今回は日本で絶賛人気急上昇中の若手俳優・中川大志と高良健吾に焦点をあてたい。

中川 大志(なかがわ たいし)

中川はテレビドラマや映画への出演で常にお茶の間に顔を出すなど大忙しだ。2018年の6月にちょうど二十歳になる中川だが、もうベテラン俳優並みに多忙を極めていると言えるだろう。

1998年に東京で生まれた中川は、2009年にデビュー。母親と原宿の竹下通りで買い物をしている時に芸能事務所にスカウトされ、幸運にも10歳にして将来のキャリア、そして天職に出会うことが出来た。初仕事はテレビのドキュメンタリー番組で、「わたしが子どもだったころ」という日本の有名俳優の幼少期を描いたものに出演。彼の可愛らしいルックスと自然な演技力はすぐにプロデューサーの目に留まり、翌年の2010年には五十嵐匠監督による「半次郎」という時代劇で映画デビューを果たした。

その後は「家政婦のミタ」で母親の死に苦しむ子どもの役を演じるなど、主役ではないものの非常に重要な役どころでテレビ出演。2015年にはテレビドラマ「監獄学園」やホラー映画「青鬼 ver2.0」で初めて主役に抜擢され、同年、学園恋愛ドラマ「通学シリーズ 通学途中」でも主役を演じた。以来、2017年に公開された彼の代表作「ReLife」を含め、様々な映画やテレビドラマで主役を演じ始める。本作品で彼は同じく人気急上昇中の平祐奈と共演し、一生に一度のチャンスを得て高校に戻ってやり直すことになるやる気のないビジネスマンを演じた。2018年2月にはタイで開催された日本映画祭にスペシャルゲストとして招かれ、特別上映や公開フォーラムで映画のプロモーションも行い話題となった。

中川が出演する映画最新作「坂道のアポロン」は、小玉ユキによる同名の人気漫画の実写版で、2018年3月に公開された。彼が主演をつとめる次回作「虹色デイズ」も10代に人気の恋愛漫画とアニメの実写版となっており、この夏公開予定だ。

プライベートな時間にサッカーをするのが好きで、広瀬すずと共演している資生堂のデオドランド製品の人気CMでその姿を披露している。2017年3月に高校を卒業したが、大学へは進学せず、現在は俳優業に専念している。

高良 健吾(こうら けんご)

見た目も良い。実力もある。その上、どこかミステリアスだけど力強さを見せる-そんな九州男児の魅力的な部分を全て併せ持つのは高良健吾だ。俳優としてのキャリアも脂がのったそんな30歳の彼は、既に数多くの日本人の心を掴んできた。

1987年に熊本県で生まれた高良は2017年に30歳となったが、人生の大半を俳優として過ごしてきた。既に40作品を超える映画や20作品のテレビドラマ、そして様々なCMに出演しており、現在では最も忙しい日本の若手俳優の一人だ。奥深くてミステリアスという複雑な役柄を演じることで知られているが、そういった役の性格は彼自身の性格とどこか通じるところがあるように感じる。旅行業界で働く父に育てられた高良は、幼少期から頻繁に引越しを繰り返しており、一人で過ごすことが多かったらしい。そんな生い立ちが今日の俳優としての彼を生み出したのかもしれない。

彼の代表作には2008年に公開された映画「蛇にピアス」で演じたたくさんのピアスとタトゥーのある複雑なティーンエイジャーのアマ役や、村上春樹の同名小説を映画化した2010年公開の「ノルウェーの森」で演じたキズキ役などがある。

高良のデビューのきっかけは、高校生の時に熊本のタウン情報誌にモデルとしてスカウトされたことだった。高良が俳優を志していることを知った副編集長が東京の芸能事務所に彼を紹介し、高校卒業後すぐに契約することとなった。その後2005年に連続学園ドラマ「ごくせん」でテレビへの初出演を果たし、その一年後には映画「ハリヨの夏」に出演した。

その後は、2009年に公開された日本映画の大ヒット作「南極料理人」や2010年公開の「ソラニン」、2011年公開の「白夜行」、2013年公開の「武士の献立」、2015年公開の「悼む人」、2017年公開の「月と雷」など、数多くのヒット作に恵まれた。記念すべき彼の初主演作品は、2010年に公開された「おにいちゃんのハナビ」で、病と不運に立ち向かった家族の実話に基づいたストーリーだった。2013年公開の「横道世之介」では、前向きで善良な性格で出会う人々の人生を変えていく大学生役を好演し、様々な役柄を演じ分けられる演技力を視聴者だけでなく多くの業界関係者へ見せる絶好の機会となり、彼のキャリアに変化をもたらしたと言えるかもしれない。「横道世之介」や「悼む人」で受賞した主演男優賞を含め、これまでに10回の受賞歴がある。

ブルーリボン賞や毎日映画賞、日本映画プロフェッショナル大賞など数々の賞を受賞した「横道世之介」が上映された2017年のインドネシア日本映画祭にも特別ゲストとして参加し会場を沸かせた。出演する最新作「万引き家族」は、2018年6月に公開予定。

プライベートでは、スカイダイビングや野球をして過ごすのが好きで、意外にも活発だ。また、以前からアイスランドに行ってみたいと周囲に話をしていたが、2015年に人気番組「アナザースカイ」にゲスト出演した際に実現させている。2016年に起きた熊本地震の際には、彼の生まれ故郷である熊本市とその周辺の被災地でボランティアとして精力的に活動したことも彼のひととなりを表している。

 

読者のみなさんは、他にはどんな日本の俳優さんのことを深く知りたいだろうか。恥ずかしがらず、ぜひ私たちに教えて欲しい。

文章)Alexandra Homma

翻訳)モランザ 未亜

Edited by GPlusMedia

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