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ワクワクが止まらない!大人気漫画やアニメの実写映画化作品5選

歴史大作からスーパーナチュラル・スリラー、魔女の冒険に強盗映画まで

主要な映画会社が人気の漫画やアニメの実写化を発表すると、大抵喜びの声と冷ややかな声が入り混じって聞かれる。コアなファンを満足させるのは容易ではないが、これまでに成功例は何作もある。長い間待ち望まれてきた漫画実写化の一つが、今週公開の佐藤信介監督作『キングダム』。原泰久のベストセラーコミックを原作とした歴史アドベンチャー大作の公開を記念し、人気漫画やアニメの実写版を5本紹介する。

1. キングダム, 2019

原泰久の漫画の人気は近年爆発的に上昇し、2015年以来2800万部を売り上げている。その数は初版からの10年間の合計の3倍だ。『キングダム』実写化が大反響を呼んだのは当然のことだろう。本作は、中国の春秋戦国時代を舞台に大将軍になることを目標とする戦争孤児の信の物語。信は後の始皇帝である嬴政と組み、熾烈な戦いを繰り広げる国々の統一を目指す。2016年に同漫画の10周年を記念した3分間の特別実写動画で信を演じた山崎賢人が再び同役を演じる。山崎と助演の吉沢亮(嬴政・漂)は、過去に少女漫画「オオカミ少女と黒王子」の実写映画で共演している。

キャスト:山﨑賢人、吉沢亮、長澤まさみ、橋本環奈
監督:佐藤信介

2. デスノート, 2006

大場つぐみと大畑健によるスーパーナチュラル・コミック初であり好評価を得た実写映画『デスノート』は、人間が神の力を得たらどうなるのかという問いを投げかけ、世界における人間の立場について考えさせられる作品だ。金子俊介監督による本作の主人公は、藤原竜也演じる夜神月。アンチヒーローである夜神は、そこに名前を書かれた人間が死ぬというノートを拾う。ノートの力で犯罪者を抹消し、理想の世界を作ろうとする夜神は、松山ケンイチが好演しブレイクのきっかけとなった名探偵Lに追われる。謎めいた二人が繰り広げるマインドバトルに引き込まれる人が続出し、日本ではダ・ヴィンチ・コードを抜き去る大ヒットを記録した。

キャスト:藤原竜也、松山ケンイチ、戸田恵梨香
監督:金子修介

3. 魔女の宅急便, 2014

本作は、誰もが知る宮崎駿監督名作アニメーション映画の単なる実写リメイクではなく、角野栄子原作の同題ファンタジー小説に清水崇監督が独自の持ち味を加えたファミリー映画だ。原作よりも少しダークな部分が垣間見える(清水監督はホラー映画で知られているので驚きではない)本作は、13歳の少女キキが魔女の訓練のため、1年間親元を離れて暮らす姿を描く。なかなか新しい環境に馴染めないが、母親のアドバイスである笑顔を忘れないことを思い出しながら前向きに頑張っていく。キキを演じるのは、元フィギュアスケート選手の小芝風花。当時16歳だった小芝は、オーディションで500人の中からキキの役に選ばれた。

キャスト:小芝風花、尾野真千子、広田亮平
監督:清水崇

4. ルパン三世, 2014

50年以上前にモンキー・パンチによって生み出された『ルパン三世』は、世界一の怪盗として知られる人気キャラクター。北村龍平監督の実写映画では、首謀者のルパンとその仲間たちが要塞型金庫に忍び込み、マルクス・アントニウスが作らせ、所有者は世界を統べるというネックレス「クリムゾン・ハート・オブ・クレオパトラ」を狙う。スリムなルパン三世を演じるため、人気俳優の小栗旬は10ヶ月ものアクショントレーニングをこなし8キロの減量を行い、共演の綾野剛は剣士・石川五エ門の役作りのため10キロ増量したと言われている。本作は英語の会話も多く、様々な国のシーンが描かれており国際的な雰囲気が漂う。

キャスト:小栗旬、綾野剛、黒木メイサ、浅野忠信
監督:北村龍平

5. るろうに剣心, 2012

キレのあるアクションに満ち、時に感動的な大友啓史監督のアドベンチャー映画『るろうに剣心』は、和月伸宏の原作に対する敬意が見て取れる。明治時代初期を舞台に、過去の行動を償うため弱者を守り流浪する伝説の暗殺者・緋村剣心の物語。緋村を演じた人気俳優・佐藤健は、その役を親しい友達のようだと表現し、「ずっと演じ続けたい」と語った。武井咲は、緋村の恋愛対象である神谷薫を演じ、様々な新人賞を受賞した。評価も売り上げも上々であった本作は、最も成功した漫画の実写映画の一つと評されている。2014年には続編が2作登場した。

キャスト:佐藤健、武井咲、香川照之
監督:大友啓史

アニメや漫画の実写化映画は、ファンからも批評家からもひどく言われることが多いが、中にはそんな傾向に反した優れた作品も存在する。『デスノート』や『るろうに剣心』などの成功例について考えると、ストーリーを変えすぎないのが正解なのかもしれない。

文:マシュー・ハーノン

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